智光禪寺

  • 蛇鶴丹心震九洲の「湛山寺」
  • 本当は「智光禪寺」
  • 台湾にあるのです
  • 蛇鶴丹心震九洲の「湛山寺」
  • 譚道良も

▼上の映画サムネイルにマウスオーバーで画像と説明を表示、クリックで原寸表示するぞよ♪(ブラウザの「戻る」で戻って来てちょ)▲

蛇鶴丹心震九洲の「湛山寺」
蛇鶴丹心震九洲で弟の二郎が育てられた事になっている智光禪寺
觀音山エリアかどうか判らないのだが、凌雲禪寺附近のスポットを回るのに寄れそうなので、取り敢えず一緒に入れておこうかちら。

智光禪寺について

如學法師の開いた3つの道場の1つで、元は小さなお堂であった。
1960年代終わりになり、如學法師が招かれ寺となった。

発見伝

湛山寺というのは香港映画にはよく登場するらしく、本家は大陸、山東省青島にある。
つっても住職は知らないので、故ランランショウが香港の同名寺をお気に入りで多額の寄付をしていた、という情報を得て、写真などを調べていた。
不鮮明な上に遠くから映るだけなので、蓮の上の観音様のポーズや体型が非常に似て見えるし、象や小物などはどこの寺も似たようなものなので、共通点も多いと思えば多く、そこなのかと思ったが、本殿の様子が違い過ぎる。
配置は変わる事もあると言っても、わざわざ札ごと映した「大雄寶殿」が全く違うというのは、どうもおかしい。
疑い始めると全然違って見えるし、蓮観音も、探せば似たものはどこにでもある。
觀音山の山道の途中にだってあるのだ(プロパン容器みたいなものの上にいらっしゃる)。

振り出しに戻って觀音山で捜索してみた所、これ又、
「あり得なくもない」
程度の寺は幾つも見付かるのだ。
そんな折、奇跡的に見付けたのがここ、智光禪寺であった(そのヒラメキが金儲け方面に働かないものか)。
寺の名前で探すのは簡単だが、逆で探し当てるのは無理だろう。
エリアを定めて全ての寺を調査していたのだが、これは洩れていたか、その時に写真が無かった様だ。
もう、奇蹟ではなく「執念」である。

横に幼稚園があり、正門には「参拝歓迎」と書かれているそうなので、誰でも入れるのだろう。
だからと言って、20年前に死んだ友達の子供を探しているなどと言って御住職を困らせてはイケナイぞよ♪
(寺内部のシーンはここでは撮っておらん様なので、通じないと思うが)

さて、ストリートビューでは、横の道から映画で使われた旧門を見る事が出来る。
本殿の真正面にあるのだが、何故かコンクリで固めて閉ざされ、現在の出入りは新しい正門になっている様だ。
旧門のすぐ横には車の出入り口があり、道路の舗装後もそこから出入りしていた事が窺える。
似た様な寺が多いもので、確定にはこの門の存在の確認が必須だったのである。

本殿や周りの建物、象、観音様などは、正にその通りであった。
だが、門があると思われる場所には何やら建造物はあり、門の様にも見えるが、壁の様でもある。
門というのは、その漢字の如く、間が空いているものだが、向こうが見えないのだ。
真ん前にチャリンコ置き場でもあるのだろうか???
いや違う… 門=壁だ。
一体となっている様だ。
意味が判らん…

門らしき部分の模様は映画と同じなので、ここから撮られたものと特定出来たが、この点が謎であった。
そして、昨日である。
寺を紹介するに当たり、写真の入ったページは無いかと探していた所、何と、苦労して検証しなくても、アルバムがあったではないかいな。
門は真ん中辺りで、思った通りなのだが、くっきり見えると奇妙だ。
説明によると、何らかの事情で旧門は廃止されたらしい。
何らかの事情って何よ。
使わないなら、そのまま置いておけばいいじゃないですか… 余程の事情があるのだろうか???
(「何らか」以上の理由を問うてはならない気がする住職である)

智光禪寺への行き方

追々、觀音山のついでに回るルートをもちょっと調べて書いておきたいと思う(641への乗換は、重複している駅が沢山あるがどこが最善かは判らない)。

周辺地図は五股觀音山目次を御覧アレ♪

タレコミ寺
孟飛(メンフェイ)城top