Enter The Whirlwind Boxer
旋風方世玉 第四頁

邪魔者は全て消えた.....チャンスは今しかない。 叔父達との打ち合わせを終え、屋敷に戻った世玉をツァオが待ち受けていた。

「召使いが方世玉だったとはな.....目的は一体何だ?!」

「あんたの命だ。 用心棒を片付けるには中に入るしか無かったのさ。 あんたみたいな大物には使用人など目に入らなかったろう。」

「成る程、さすがは方世玉、頭も腕もかなりのものと聞く。 加えて忍耐力も大したものだ。 本来ならば仲間にしたいところだが、残念だ。 今日は貴様を生きて帰すわけにはいかん...」









闇   長 
は そ い 
永   夜 
遠 れ は 
に   明 
続 と け 
く   る 
の も の 
か   か 

「判ってたわ.....あの方は
召使いなんかじゃ無いって」
ツァオは叔父の言った通りの強敵であった。

助太刀のふりをして世玉をかばおうとするカオ。 自分の仲間である筈のカオの戦い方が不自然であることにようやく気付いたツァオは、凶器のナイフを取り出し.....

他人の為に危険を冒すことを嫌っていた筈のカオであったが、もはや己の命を惜しむことすら忘れているかのようであった。
 お     
わ 前    
 し の   
  は 腕  
   倒 で 
    せ は
     ん 
      !

世玉ピンチ!!

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第1頁 扇の間