孟飛映画 ボートクレビュ~ッ

メン・フェイ様出演映画の御紹介~殆どが入手困難という時期に書いたので基本的にネタバレです。
(見たつもり映画館 にあるものは、一つ目の画像をクリックすると行けます。)
別名なども確認済みで、出所が御本人のものもありますので、正確さでは世界一でしょ~ふふふ。
撮影地に関しては判明した場所のみ掲載しております。タレコミ大歓迎♪
ロケ地巡礼コーナーも合わせて御覧アレ~
越南大逃亡 1977 Escape From Vietnam
  • 導演陳著 副導演李卓堅 編劇陳著 監製陳慶基,黃奕昌 製片鄭凱中 出品人週義峰 策劃林根隆 攝影王鐵 燈光趙池安 音樂作麯馬驥 錄音張華 效果黃作潘 剪接鄭強
  • 孟飛, 恬妮, 李昆, 育纔, 王婷, 育才, 劉雅瑛, 李卓堅, 頌織, 樂達娜蓬, 迺炳, 迺通纔, 陳慶漢, 池安, 陳達

facebook友の許德成さんが孟飛城のレビューをまとめて表にし更に補足情報を下さったのだが、その表に孟飛さまからも直々に修正や追加情報を頂いた。 その1つが本タイトルである(どちらからの情報かは未確認)。 「ベトナム大脱出」という意味のタイトルから「猛龍壁虎小拳王」のついでに撮影されたものか、或いは余りフィルムでもう1本作っちゃったのか… と思っていたが、調べてみるとスタッフやキャストが全く違っていた。 (「猛龍壁虎小拳王」に出演している羅棋の代表作として挙げられているが、本当に関わっているのか勘違いかは不明。)

フィリピンロケの第二作、という事であるが、デビュー4作目以降のフィリピンでのごたごたは除外しての話と思われるので、詳しくお尋ねする事をためらう住職であった…
作品自体はかなりレアと思われるので、何か御存知の方はタレコミ宜しく~ポクポクポクポク。

製作/香港(&フィリピン) 出品/香港天祥電影公司(H.K. Skylite Film Company) 發行/國藝電影事業股份有限公司 公開 1977年

猛龍壁虎小拳王 1977 Dragon, Lizard, Boxer
The Dragon, The Lizard, the Boxer
The Dragon The Lizard, & the Boxer
  • 武術指導李銘文,黄妹←データベースでは金銘, 黄梅 導演羅棋,魏勵 副導演Boots Plata 編劇Mike Relon Makiling 製片Felicitas D. Uy ※潘景琛?
  • 孟飛王廷武, 譚道良王 jing4, Ramon Zamora雷蒙Raymond黎蒙, Edna DiazLinda蓮達, 孟秋ボスの嫁, 陳耀林ボス, 趙志凌, 金銘, 龍方, 唐迪, 黃梅, 羅棋, 張權, 劉國誠, 李發源
  • フィリピンルソン島-Pinsal Falls

画像は英語版DVDからだが、原語版動画を見てようやく話の全貌を理解するの巻。 やっぱり英語版だと感情移入しにくいなぁ… と言うより、そもそも台詞の意図が判らない!

譚道良&孟飛メン・フェイin猛龍壁虎小拳王
…で一体、誰が何なのさ?
お話 王一家の長男(譚道良)は、サイゴンに行ったきり連絡が取れなくなった弟、廷武(孟飛)を探す為、友人に船を借りた。 (中国語版で1度だけ名前が呼ばれたので、字は判らないけど発音記号を書いとくわー!) ベトナム行きの交通は全て止まっている為、劉箜という男の一味に船を譲れと迫られるが、あっさりと撃退し、出発する。
劉の行き先もサイゴン。 何十トンもの金塊を回収する為、あるグループのボスの嫁、けいこさん(仮名)が雇ったのであった。 別の船を調達し、保管場所に着いてみると、金塊が無い。 けいこさん(仮名)は、最初から腹黒さをにじませている劉と他の手下を連れ、毒龍島へと向かう。 ボスも遅れて毒龍島へと急ぐ。

その頃、弟、孟飛は、通りすがりに暴漢から助けたフィリピンの新聞特派員、リンダと共に香港に帰ろうと、戦火の中を港に向かっていた。 運良く兄に出合うが、一刻を争う折に荷物を取りに行くと主張し、兄弟喧嘩が始まる。 だが、爆撃が迫り、3人は船へと急いだ。 難民達が押し寄せると、荷物はダメなのに彼らは乗せるのかとごねる弟、孟飛。 口論する内、又も砲撃を受け、難民達は勝手に乗船してしまった。 もう一杯一杯、という所へ無理に乗って来た銀行男、こいつが小悪党なのだった。

譚道良&孟飛メン・フェイin猛龍壁虎小拳王
兄弟喧嘩も命懸け
その夜は嵐となり、王兄弟の乗った船は難破し、多くの犠牲者が出た。 船主は兄、譚道良に妹、阿梅(英名エイミー)を託して息を引き取る。 これからこの島で、力を合わせて生き延びねばならない彼ら… 当然ながら、硬派な兄とエイミーの地味な♥という展開が待っている。 幸い、島だから食べ物は豊富、住む場所は洞窟。 何だかんだ、根は優しく、みんなに親切な弟、孟飛ちゃんであった。 ある日、彼はリンダとの婚約を兄に報告する。 その闇に映えた顔が何と… 少林五祖の隠れ家のシーンにそっくりなのだ、アハハ。

一方、サイゴンでは、リンダを探すノッポさん似の変なノリの男、レイモンが、けいこさん(仮名)の機嫌を取って毒龍島へ同行する事に成功する。 果たして… 金塊は盗まれたのではなく、安全な場所に運び出され保管されていたのだ。 雇われの劉とその仲間は、手下達に「けいこさん(仮名)がノッポさんと浮気をしている」と吹き込み、金塊を持ち逃げしようと企む。

その頃、若い2人は… 捕まえてごらんなさ~い、アハハハハ♪
「2人の出逢いって奇跡だと思わない?」
「そうね、奇跡だわ…」
いや、台本やろっ!(爆)
浅瀬では一味が、目立つ行動を取るな、とのけいこさん(仮名)の言い付けに背き、水浴び中の難民女性達を襲おうとしていた。 悲鳴を聞いて駆け付け、撃退する孟飛ちゃん、パンいちで逃げて行く男達… 隠れ家に戻り、島によそ者がいる事を報告した彼らの下品な行いを、けいこさん(仮名)は酷く罵る。

そして、船に乗り合わせた神父により、2人の結婚式が執り行われた。 そこへ現れたノッポさん。 リンダに駆け寄り、抱き付く。
「お前は誰だ!」
「お前こそ誰だ!」
闘い始める2人… 虫か君らっ!

実は、ノッポさんはリンダの婚約者だったのだ。 そんなもんがいたとは初耳の孟飛ちゃん、どーするの??? 迷わず孟飛を選んだリンダは、ノッポさんに
「あなたは私にとって恋人ではなく、ずっと兄のような存在だったの。だけど言い出せなくて…」
えぇぇええ~っ? 心変わりですら無いんですか。 十字を切る神父… 潔く立ち去ろうとするノッポさんを呼び止め、「妹」とここにいればいい、友達になろう、と言う兄。 人格者を通り越して、もはやただの無神経人間のお兄ちゃんであった…! 快諾するノッポさん。 アホやね、君♪ その後は、何事も無かったかのようにボケをかましまくる明るい好青年である。
この様子を隠れて見ていた劉達が、けいこさん(仮名)に告げ口かと思いきや、味方のいなくなった彼女を攻撃する。 フラフラになった彼女が兄の所に逃げて来ると、エイミーは誤解して飛び出し、連れ戻そうと追い掛けたリンダと共に一味に捉えられてしまう。 2人が朝になっても帰らない為、ノッポさんは孟飛ちゃんを彼らの隠れ家に案内するのであった。

譚道良&孟飛メン・フェイin猛龍壁虎小拳王 目覚めたけいこさん(仮名)は、神父から、自分のせいでエイミーが誤解した事、金塊の話をノッポさんから聞いている事を知らされる。 今後どうするかは、傷が良くなってから改めて考えればいいと言って立ち去る神父。
ノッポさんが裏切ったと言う劉達の言葉を信じるべきか、神父を信じるべきか悩むけいこさん(仮名)の前に現れたのは、あの銀行男であった。 金塊の話を立ち聞きしていたのだ。 銀行男は、神父達は強盗で、自分も騙されて被害にあったのだと嘘をつく。 一味に従うフリをして2人で金塊を運び出そう、とそそのかされて隠れ家に戻ると、一瞬にして取り囲まれてしまう。 夫に武術を習い、かなりの腕効きであるけいこさん(仮名)であるが、大勢相手に瀕死の痛手を負う。 そこへ現れた恋敵コンビ、孟飛&ノッポさんはバッタバッタと一味を蹴散らし、けいこさん(仮名)とリンダ、エイミーを発見する。
「ごめんなさいね、私のせいで変な誤解をさせて…ガクッ」
あんた、めっちゃエエ人やがな~~~。

ボスが到着すると、手下達は、嫁のけいこさん(仮名)を殺して金塊を奪ったのは王兄弟とノッポさんらだと嘘を告げる。 火を放たれた人々は炎の中、めいめいの行動を取る。 赤ん坊を抱え、ご期待通り、左右に開いた脚と両手を2本の木に突っ張って登るお兄ちゃん。 樽の中に隠れるノッポさん。 無事にみんなが合流したところで、最後の対決が始まる。 …て、まだあんのかっ。
「金塊を盗んだ上に嫁まで殺しやがって!」
そこで、真相を知るノッポさんが、その軽い口を開く。 何と彼は、難民対策と不法行為の摘発の為、フィリピン政府から派遣されたエージェントだったのだ! ボスは信じず、手下をけしかける。 仮面ライダーの様にビシバシ決めまくる孟飛ちゃん、そして前半よりもアクションに上達が見られるノッポさんはさすがプロの役者だ! 譚師匠の足技、足技、そして足技、足技、また足技、以下無限ループ…

譚道良&孟飛メン・フェイin猛龍壁虎小拳王





さて、こっそり闘いを放棄して金塊を取りに行く裏切り者達であったが、洞窟では、何故か銀行男がダイナマイトに火を点けていた… ここは本当に何故だか判らん、理解した人、タレコミぷり~ず♪ 火薬臭に気付いた時には既に遅く、金塊の秘密は、小悪党らと共に闇に埋もれるのであった… メデタシ。

見所 キュートな巻き毛孟飛ちゃんは、正方形に切り取るのも不可能なドUPスマイル連発の大サービス、誰が何と言ってもフィリピン仕様である! 萌え度も高く、見得の美しさが一段と際立つ現代アクションとしても成功していて、結構なチャンポン映画ではあるが、孟飛城としてはかなりお勧めだ。 譚師匠も清く正しく若々しく、2人のファンは即ゲの1本… 多分レアだけど。 英題の Lizard が Snake となっているリストを見た事があるが、別名なのか、単なる間違いかは判らない。 誰が Dragon で、誰が Lizard で、誰が Boxer なのかは明示されないままだが、 デビュー作(とされている)「小拳王」でブレイクしたフィリピン仕様なら、それがまんま孟飛ちゃん、今回は木だが、壁を見れば左右開脚で登る習性のある譚師匠が壁虎(壁虎功と言うらしいが、ヤモリやん?)、現地の俳優に花を持たせてノッポさんが龍、という推測で如何であろう~? 後半のノッポさん、孟飛ちゃんの動きしてるんだよね、明らかに。 たとえば、相手の腹に蹴りを決めた所、まぁ、止めるのは普通なんだけど、これを抜く時のアクションの大きさが孟飛ちゃんなのだ。 綺麗じゃないけどね。 他のアクション俳優はこういう芝居のとこは大きくないから、アドバイスなり何なりがあったものと思われる。 見て盗むだけでは、幾ら天才俳優でも無理だと思う、見ているポイントが違うから。 「見得のカット」の有効活用に関しても同じ… と、何だかんだ言っときながらアクションすっ飛ばしちゃってるレビューが多いもんで、1頁に1回位は「ぽい」事を書こうと努力したりして。

速回しは許せる範囲内(速回しは大なり小なり、みんなやっている)。 …てか、欧米人にはホントに判んないようだ。
今回はオサゲでもポニーテールでもなく一般人の孟飛ちゃんなので、画像を選んでいると似た人が色々と浮かんだのであるが、常にどこか似ている宮内洋、藤岡弘に加え、新たに「人造人間キカイダー」の伴大介(伴直弥)が浮上! あぁ~~~意外だけど納得、渋くて色気あるもんね。 ヒーロー総ナメですな。 台湾じゃなくて日本に来れば良かったのにっ♪ そしたら今頃、私達…(何もあらへんあらへん!)

御本人情報 ノッポさんについて、2012年3月22日2時過ぎ…孟飛さま御本人に確認致しました。
「あの方のアクションには孟飛さまの影響が見られますが、お教えになりましたか、それとも、あの方がご自分で見て、学ばれたのでしょうか?」
すると孟飛さま…「あぁ、教えたよ」と驚いておられました♪ ふっふっふ、こんな質問、孟飛城しかできねーだろー。 実況及び詳細は
タレコミ寺内記事をどうぞ。

製作/香港&フィリピン 出品/洲威影業(香港)

方世玉大破梅花樁
梅花樁
1977 Secret(s) Of (The) Shaolin Poles
(数字は2-4までかなり適当)Prodigal Boxer 2
New Prodigal Boxer
Story of Fong Sai Yuk
  • 武術指導劉家良,劉家榮 導演蔡陽明歐陽俊 編劇邱戴安平,吳恆 監製潘景琛 出品人黃麗英 策劃五玉麟
  • 孟飛方世玉, 江青霞, 倉田保昭大宰龍之介, 譚道良Mai4 Jiu3師匠, 張翼馬玉龍提督, 劉家榮Fang1 Ding3, 龍君兒女友達, 金塗その父, 左艷蓉Xiang1 Jun1, 潘祖祖子役, 葉小儀子役, 李文泰雷彪, 李敏郎馬提督の手下, 王太郎偽老婆, 嚴重棺桶屋主人, 金彬江遊郭のママ, 孫榮志多分兄弟弟子, 葉飛揚村人, 閔敏村人
  • 台湾石門寮タイトルバック, 梅鉢杭戦, 麟山鼻冒頭&修行の海岸, 台北中影文化城

↑どうやら漢字の登場人物情報が存在しないらしく(字幕版が存在しない)、中文サイトにすら役名は英語でしか書かれていない。 資料として音をまんま書いておくのでなー。
&英語版では人物設定や内容がわざと変えられているのだが、住職、うっかり英語版の内容を残してしもうておった(「見たつもり映画館」のは修正済みであるぞよ)。 応急処置は施したが、追々、文章を整理するでな~。

孟飛メン・フェイin少林寺必殺舞扇拳=少林寺マスター" お話 民を苦しめる役人達に立ち向かう正義の拳士、方世玉は、政府のお尋ね者。 首に賞金を掛けられた彼は行く先々で命を狙われるが、彼を仕留められる者などいない。 そこで、悪名高き提督府のマーは、武士、龍之介を殺し屋として雇う。 一方、巷には方世玉の偽物が現れ、役人に楯突いて騒ぎを起こしていた。 マーに処刑された兄弟子達の亡骸を持ち去ったニセ世玉は世玉捕えられる。 彼は英雄の真似がしたかっただけで、亡骸は、彼を本物と思い慕う村人達の家に安置されていた。 村人、そして偽世玉にまでも跪いて礼を述べる世玉。 そんな世玉に、偽世玉はどこまでも付いて行くと誓う。 だが… 彼も又、マーの手先だったのだ。

孟飛メン・フェイin少林寺必殺舞扇拳=少林寺マスター" 龍之介は、無数に並んだ杭の上で「俺の女に色目を使った」と言い掛かりを付け、世玉を挑発する。 先に現れた偽世玉が応戦の芝居をするが、龍之介は世玉をおびき出す為、本気で彼を攻撃し始める。 世玉が駆け付けた時、偽世玉は瀕死の状態であった。 全てを打ち明ける偽世玉。 そして生まれる、真の友情。 シビレる観客…❤

罠があると知らされながらも杭の上に跳び乗る世玉だが、追い詰められ、血に染められて行く。 世玉の危機に、偽世玉が最後の力を振り絞り、体でかばった。 すかさず、村人の1人が世玉を抱えて走り出し、周りの人々も命を捨てて追手を阻む。 彼らを蹴散らす龍之介の前に、杖を突いた謎の老人が立ちはだかった。 それは、マーのかつての弟弟子であった。

少林寺の秘薬によって奇跡の回復を遂げた世玉であったが、世玉の母と村人達は敵の目を誤魔化す為に偽の葬儀を行い、提督府に捕えられる。 世玉の居場所を教えない彼らは、拷問を受けて次々に命を落として行く。 一方、眠っている間に脱出させられた世玉は、彼らを救う為、海辺でマイ老人の特訓を受けるのであった。
マー提督は、龍之介と世玉の再決闘の日取りを決め、来なければ人質に危害を加えると噂を流した。 杭の上で闘う術を身に付け赴いた世玉は、罠をものともせず龍之介を破り、母親のいる提督府へと向かう。 母親を貼り付けにされた上、火矢を構えた役人に囲まれ身動き出来ない世玉。 そこへ現れた師が、かつての兄弟子マーに、正義を守ろうとした世玉を放免するようにと請う。 が、役人達を殺した罪は赦せないと言うマーに、ならば公平な一騎打ちをと提案する。 (この辺り、日本版ビデオはカットしまくりでワケ判らん様になっちょります。)

孟飛メン・フェイin少林寺必殺舞扇拳=少林寺マスター" 見所 セクシーですねキュートですねテレビでもよくやってましたね~~~。 でも、話は詳しくは覚えていなかったりするので、どの程度、テレビ版が正確だったかは判らないのだ。 主人公の名前も何て言っているのか、さっぱり判らなかったしねぇ(今思えば「シーユー」なのね)。 朧気な記憶と世間のレビューから、多分に英語版に引きずられていた様な気がする住職である、ポクポクポクポク…

カットされていない中文版を観てみますれば、ここでも方世玉の「若いのに人間出来てる度」にシビレますなぁ。 「傳奇方世玉」と並んで、ファンなら押さえとかなきゃならない孟飛方世玉の代表作。 孟飛を知る日本人で、これを知らない人はいないのでは? 何ちゅうか… 前作よりも更に女性ファンを意識してんじゃねーのな台本にも思えるんだけど、考え過ぎかちら(フィリピン合作というのも頷ける)。 孟飛さまのアイドルっぷりは、多分、日本人の想像を遙かに超えていると思うぞ住職は。 しかも現在進行形だしな。
さてさて、共演は若く爽やかな偽世玉を演じる劉家榮、そして衣装は微妙ながらちゃんと日本人に見える日本人役として貢献度の計り知れない倉田保昭、そして孟飛ちゃんとは相性のいい譚道良師匠、今回は老人で… すぐに決闘に行くと聞かない方世玉の、傷跡の痛々しい体を杖でボコボコにシバキ、「今、行っても又やられて人質も殺されるぞ!」…… 私の孟飛に何すんだ!(爆)

孟飛メン・フェイin少林寺必殺舞扇拳=少林寺マスター" 補足情報 日本でビデオ化された3作品の1つだが、音声は原語で何と字幕無し!(「十八羅漢陣」も字幕無しだったらしい… さすが徳間ジャパン、合掌)
住職は英語の他、中文版VHSの記憶があったのだが、どうやらカットしまくりの日本(徳間)版だったらしく、元の中文版を見て、マイ師匠の片足が不自由なのはマーのせいであったという事実が発覚した。 兄弟弟子という縁に加え、そういう事情があったが故に、最後の提案にも男らしく乗ってきたマー提督だったのである。 (こういう所、英語版では絶対出ないっしょ?)

今や英語版DVDも何種か出ているが、徳間版VHS以上の画質のものは無い。 何度見てもクラクラ来るオープニング戦は、本来ならばここのどアップスマイルを取り込むべきなのだが、どれも酷く傷んでいる。 2013年のバースデー記念には、住職は映像に合わせフルオケのテーマ曲を作り、お贈りしたぞよ~♪

中文版は存在するが、字幕の付いたものが1つも無いので、方世玉と龍之介以外の名前の漢字が判らない(バラエティで一部流れた折には付いていたが、明らかに後付けと思われる)。 漢字のデータも一切、存在しないもので、登場人物は発音記号で書いておくのでな~。

日本語吹替では「富士竜之進」であったらしいが、オリジナルでは住職の記憶通り「龍之介」であった。 姓は「太宰」。 日本人の目から見ておかしいところを変えたのだろうと思っていたが、「太宰龍之介」がそんなにおかしいか? …と、フルネームで書いて今、理解した。 おかしーおかしー。 これじゃあ「西城ひろみ」だわな。
そして、ハタと気付いたのだ、「大宰」であった事に! 確かに耳ではそう聞こえていた筈なのに、先入観から「太宰」だと思い込んでいた… あぁ人間の脳って!ポクポクポクポク…
ちなみに「樁」は「椿(ツバキ)」に似ているが「杭(くい)」という意味の全く違う字であるぞよ~。

見たつもり映画館 にあり)

製作/香港(&フィリピン) 出品/洲威影業(香港) 影碟發行/海岸錄影有限公司 香港公開 1977年4月28日

忠烈精武門 1977 Return of Bruce
  • Bruce and Shaolin Poles(レバノン)
  • 導演江洪Joseph Velasco 武術指導Kenneth Rivero呂小龍 編劇江洪, Richard Dai, William C.F. Lo 監製林算安 出品人戴金
  • 呂小龍ウォン, 張力ウォンが助けた女の子の従兄, 羅烈, 陳樓, 南宮勳red palm 遣いの日本人, 江島, 白小曼, 孟飛刑事, Elizabeth OropesaLisa女刑事
  • 香港青山禪院-不二法門&杯渡岩, フィリピンマニラ国際空港(現ニノイ・アキノ国際空港), Rizal Park(Luneta Park), Quezon Memorial Circle

ブルース・リ 呂小龍 Bruce Le in 忠烈精武門 お話 舞台はフィリピン、人捜しかなんかで中国からやってきた青年ウォン(リ)が、成り行きで人殺しになってしまい、巻き込まれて命を落とした友人の仇を討つ、、、、、という「怒りの鉄拳」と「死亡の塔」を足して、割るのを忘れたようなお話。 冗談じゃあない、ただのゲスト出演ですよ!(爆) マニラ警察の孟飛は、同僚でもある恋人をオトリとしてエロオヤジの巣窟に潜入させるというとんでもねぇ男。 彼女が無事に囚われの娘達を逃がすと、ストーリーは彼等を忘れたかのようにガンガンイッてしまう……

見所 もういちいち説明しませんが、主演がなりきり度だけは抜群のブルース・リです。 近くに寄ればカンペーちゃん、遠目なら埴輪、親しみ易い筈なのに何故かムカつく、そんな素敵なキャラの彼に虜のアナタはきっとM♪ 中盤の猿はお見事! 猿拳だろうって??? …いいえ、「猿」です!(キッパリ)

孟飛(メン・フェイ)in忠烈精武門
タイホして 
下さい…❤
最後、笑ってしまうのが、RED PALM に友(張力)を殺されたリが、南宮勳を殺して仇を討ったと思ったら、次に出て来た羅烈も又、RED PALM の遣い手だと知り、「えっ、じゃあお前も殺さなきゃ!」となる所だ。 陽気なハッピを着ている様に見えるのだが、彼も日本人という設定なのか?(日常的にハッピを着ている日本人はあんまりおらんと思うが)

そして、孟飛城としては私生活には触れるまいと思っていたのだが、同僚役の Elizabeth Oropesa はフィリピンの大女優でマルコス一族、この10年後に孟飛さまの2番目のヨメとなる女性である… 一瞬だけなっ!(爆)

現地エキストラのだらだらアクションや現地エロ要員のイケてないお姉さん達とリ君を無視して見てみれば、彼女はやはり美しいのだ。 リ君は無理やり「ニュースター」として紹介されているので、この時点で(後からでも)彼目当てで映画館に来る事は余り考えられず、ターゲットは女性は孟飛さま、男性はエリザベートとエロ(くないのでガッカリだろうが)目当て、騙されてリーのファン、という感じだろうか。

登場シーン さて住職、ロケ地刑事をしつつ、今後の為にも(余計な場面を二度と見なくて良い様に)孟飛城主の登場シーンをメモっとく!
まず、7分位の所でブルースに大食い競争に負けた男がウェイターを呼ぶ所で、水上レストランにサングラスにオレンジのTシャツで入って来て、山本リンダじゃなくてエリザベートのメッセージを受け取る(全部で3分程)。
14分~1分半。ウォンが助けた女の子の従兄との格闘中にサングラスを外しスマイル。
23分過ぎ~5分。短パンで海に現れたエリザベートの足下までちらりと見てから声を掛ける演技の細かさ。悪党に近付きニコニコ煙草を取り上げ喧嘩を吹っ掛けるイジメっ子っぷりは方世玉。

…てか、冒頭のリ君が演舞している後ろの祠がすんごい見覚えあって、これはフィリピンに渡る前の香港という設定かもと思って恐々ズバリの寺名で調べてみたら、住職行ってるわココ! ど~~~しましょ!(爆)
「燃えよドラゴン」のトンワイ達との会話シーンもここで撮られたらしく、だからだと思うのじゃが、住職はたった今知った!(ちょっと安心)

補足情報 「ロードショー」1976年10月号に7月16日付の台湾の「聯合報」の記事として、ブルース・リー(本家)の「死亡遊戯」関連の情報で本作が挙がっている。 3周忌を記念して色々なバッチもん映画が上映されるだろう、という内容であるが、少なくともその時点で、本作の撮影情報はあった訳だ。 記事では既に撮り終えている様に書かれている様だが、実際にどうであったかは不明。 現在入手可能な香港の情報では77年となっているものが殆どで、それ以前は無い。

別名情報 90年代の情報では「The Dragon Returns」「Bruce's Revenge」という英別名を挙げていたのだが、現在、webで検索しても孟飛城しかヒットしないので、削除した。 「Ninja vs. Bruce Lee」という別名も現在の映画データベースに入っているが、それは別の作品らしい、あははのは。 フィリピンなので、英名やスタッフ情報山ほどあるのだが、いちいち気にもならないし、ま、孟飛城としては掲載する事も無いかのぉ、ポクポクポクポク…

出品/Insan Film英珊,Satiago Film Co. 製作/フィリピン 西ドイツ公開 1978年3月9日 (79分 / フランス版 90分)

神刀流星拳 1977 Green Jade Statuette
Killer's Game
Fists Of Vengeance
  • 武術指導銘仔金銘李銘文 導演李作楠 副導演金鰲勳 編劇張信義 監製許立偉 製片畢增富 出品人王峰 策劃董華福 攝影莊胤建 化妝康海倫
  • 孟飛, 戚冠軍, 王冠雄, 劉家仁, 金銘, 胡錦, 龍飛, 孟秋, 山茅, 薛漢, 李健民, 高飛, 史廷根, 李強, 歐立保
  • 台湾台北中影文化城, 高雄佛光山寺戚冠軍との話し合い(不二門), ラスト対決(大佛城)
メン・フェイ孟飛in神刀流星拳 改めてケースを見たら、びっくりしたの何の… だって縦に「拳星流刀神」って書いてあるんだもん! 漢字は左右どちらからでも読めるけれど、下からだけは絶対に無い!(正確には「右から」も無くて、一段の縦書きという事らしいが。) いやはや… 申し訳ないが、ナイトライダーのマイケルこと魅惑の捜査官、王冠雄の「変な奴」画像は孟飛城の高画質化に伴いボツってしまって、復活の兆しは無いのだっちゃ。 「刀魂」同様、輪郭はくっきりなのにフィルムが傷だらけで大変なの何の、「刀魂」より酷くて、そのまま使えるコマが無いっ!(映像を鑑賞する上では問題は無いと思う。) おまけにメイクさんがサボっているので、私がちょっと頑張ってみた… って、何でやねん!

お話 石頭鎮という町で起こった一家惨殺強盗事件。 1年後、奪われた翡翠の仏像を取り戻す仕事を受け、町にやって来た無敵の殺し屋チャン・ルー(孟飛)。 彼の前に次々に現れる不思議な人物。 やたらと情報を持っている娼婦シアンシアン(孟秋)、薔薇の花を肌身離さず持ち歩くキザ男チャオ・ルーシャン(王冠雄)、茶を持って来まくる宿の給仕(金銘)。 そうそう、蛇鶴何とかのノラ・ミャオのように横笛を吹いて現れる女殺し屋…! 旋律も同じような気がするのだが、きっと気がするだけだ… だって振り向いた顔がノラ・ミャオとは似ても似…(以下自粛)。 染め物屋業でも営んでいるのか、布の掛かった物干し竿だらけのアジトで、体操選手のような鉄棒攻撃を仕掛けてくるのだ!

メン・フェイ孟飛in神刀流星拳





男No
1

孟飛が目を付けたのは、3人の強盗の妹パール(胡錦)。 彼女は、村で一番強いというウー・カン(戚冠軍)の婚約者であった。 シラを切りまくるパールだが、孟飛ちゃんは騙せないと悟り、依頼者を教えなければ翡翠像を壊すと脅す。 戚冠軍には彼に揺すられたと嘘を突き、戚冠軍と女殺し屋に孟飛ちゃんを片付けさせようとする。 戚冠軍が何者なのか… それははっきりとは判らない。 敢えて言うなら「正義のヤクザ」のような存在だが、多分、そんな事はどーでもいいのだ。 あっさりと嘘を信じて孟飛ちゃんを襲った戚冠軍であったが、互角で勝負が付かず、賞賛の言葉を交わす内、女に騙されていたと気付く。
一方、依頼者を直接知らない孟飛ちゃんは、仕方なく仲介者を訪ねて相談するが、プロが依頼者の名など明かす訳には行かない。 仲介者は、互いに信用を無くすぞと忠告しながらも、殺し屋としてのプライドに固執する孟飛ちゃんを、命を大事にするようにと諭す。 その直後、仲介者は鉄棒女に殺されてしまう。 自分のうかつな行動を悔やむ孟飛ちゃんは、復讐を果たして雇い主を聞き出そうとする。 だが、彼女もやはりプロ。 口を閉ざしたまま息絶えるのだった。

潔癖な戚冠軍が邪魔になったパールは、薔薇男を用心棒に雇っていた。 パールを問い詰めにやって来た戚冠軍は薔薇男に追い返され、孟飛ちゃんに手を組まないかと持ち掛ける。 パールが仕切っている店は、戚冠軍のものなのだ。 申し出を断り、宿に戻った孟飛ちゃんを待っていたのは薔薇男。 彼の正体は、強盗事件を追う秘密捜査官であった。 強盗達が戻った所を一網打尽にしたい彼は、餌となる翡翠像が盗まれるのを防ぐ為、用心棒として潜入していたのだ。 お前は殺し屋ではあるが、人間としてはまだ救いがある。 強盗捕獲に協力して欲しいと頼む。
「お前が一目置かれるのは、敬意ではなく怖れからだ。どんなに強い男でも、全ての悪を正す事は出来ない。だが、出来る限りの努力はするものだ」
殺し屋としての名声が大事だと譲らない孟飛ちゃんに、失望したとの言葉を残して出て行った薔薇男は、そのまま帰らぬ人となった。 その亡骸に一筋の涙を流し、何かを動かされた孟飛ちゃんは、戚冠軍に協力し、強盗達を捕える決心をする。
この後は、薔薇男を殺した犯人はとか、娼婦の正体はとか色々あるのだが、見てりゃあ判るので… この作品が再びレアになった時にでも全部書く事にしましょっかね♪

メン・フェイ孟飛in神刀流星拳 見所 たまに何かに似ている以外は、台詞もクサくない程度に小洒落てしっかりした台本なのだが、何だかとても惜しい感じがする。 変なキャラの人達の芝居に無理があったり、女が見るからに下品過ぎて、騙されている戚冠軍がアホにしか見えなかったり、英語吹替の声がド下手だったりで、終始、残念感が漂っているのだ。 奇抜な人物設定に役者が付いて行けず、逆に個性が無くなっちゃった感じだ。 アクションは結構、色んな事やってるんだけどね。 戚冠軍は、バラエティ番組や微博から推測される人柄のつm… いや、生真面目さがにじみ出てしまっている。 冷酷な殺し屋ながら、適度な軽さと笑顔で華を添えている孟飛ちゃんすら、髪型が半端で、いつもに比べて地味じゃないですか。 まぁ、吹替は鼻声でセクシーだけどね。 それに、アップがかなり多いにも関わらず、あろう事かメイクさんがサボっている。 特に静止画にすると、「右頬の青春してるとこ」がちょと赤かったりして…♥ 今回は男にモテるという設定からも、脱・色男路線を試みた様子も覗えるけれど、いつもの時代劇並の目張りを入れろとは言わない迄も、も~ちょっと頑張って欲しかったな、評価も決して低い作品じゃないんだから。 えっ、いつもが華やか過ぎるの? 役者はいいのよ、それで。 も~~~ちょい長髪がいいの、個人的には。 髪型のせいもあるけれど、やたらと丸いと噂の孟飛ちゃんであるが、白装束だし、動いている時は方世玉に見えるところもある。 出来れば原語で鑑賞してみたい作品ではある。 確かVCD版はある筈だから、その内、見るんだろうけど… メイクさんがサボっている今回、改めて思ったのだが、こんな顔立ちの人はいるかも知れないけれど、こんな表情をする人は絶対にいない… 天性なのか訓練なのか、それは判らない。 ま、神がこの人に与えなかったものが1つある。 それは…(再び自粛)

補足情報 Joseph Velasco というのは江洪の英名らしい。
VHSもDVDも所有しているのは英語版で、2012年5月、ようやく念願の原語版を観る機会を得た。 初めての筈なのに、何このデジャヴ~~~?! 観たことあるのかと真剣に考えたのだが、どうやら、「蛇鶴○拳」とそっくりな台詞が随所に散りばめられているのだアハアハ♪ それもその筈、脚本が「蛇鶴○拳」と同じ、張信義なんだもん! 他のスタッフも被っているかも。 こっちの方が製作は先だね。

補足情報2 戚冠軍が長弓影業を離れて最初の作品。
「Fists Of Vengeance」の英文(のみ)ポスターには「nominated as best karate fim of the year」と書いてある。 宣伝文句はアクションだの暴力だの復習だの、ひたすらいい加減だが、どこの国のだろう???

御本人情報 ラストシーンは少林ブラザースと同じ場所で撮影されている。 ずらりと並んだ像が金色なのか黄色なのか判りにくいので、「"少林ブラザース"のラストで方世玉が金剛と闘った、金だか黄色だかの菩薩像みたいなやつがぐるり並んだあの場所はどこですか?」と長々とお尋ねしたところ、台湾南部は高雄の佛光山寺とのこと。 行ったと思われる人のweb日記によると、同じ場所にある大きな像は金ピカだそうだ(2013年4月、住職も行った)。 褒め芸の達人である孟飛さまはいつも「よく覚えてるね」とお褒め下さるが、孟飛さまこそ、古い話でもちゃんとお答え下さる記憶力の素晴らしいお方である。 …とは言っても住職、リアルタイムで観ているワケじゃねーぞ!(爆) 孟飛さま、勘違いしてな~い??? ピッカピカの実況及び詳細はタレコミ寺内記事をどうぞ。

出品・攝製/永泰影業公司 發行/香港第一影業機構(香港第一發行有限公司) 影碟・影帶發行/海岸錄影有限公司 台湾公開 1977年6月11日 香港公開 1977年6月11日

糊塗三劍客
糊塗三俠客
糊塗俠女
1977 Three Swordsmen
Three Shaolin Musketeers
  • 導演陳俊良 助理導演歐陽俊 副導演劉正謙 武術指導小黄龍 編劇蘇光勳,劉正謙 監製程蘭榮,戴振翮 製片帥嶽峯 出品人蔡揚名 攝影廖慶松 音楽黃茂山 効果哈都化妝張數珠 髮型沈宜珍
  • 陶大偉方大寳長男,臨終の母, 李滔方二寳次男, 龍少飛方小寳三男, 孟飛金大侠碧華山荘荘主, 楊惠珊萬咪咪, 魯平萬咪咪の父, 龍君兒千面嬌娃, 羅烈羅烈, 梁家仁, 史亭根, 余邦潘二爺, 李敏郎潘の仲間, 馬場, 林照雄, 張宗貴, 李登財小虎子宿の使用人, 吳佳珊, 柳哥, 馬俊, 恬娃, 張盈真
  • 台湾台北中影文化城

メン・フェイin糊塗三俠客
先に結論を言おう、傑作だ! そして、申し訳無いがレアかも知れない(2011年12月現在)。 見付けたら、迷わずゲットしよう。

お話 例によって英題の「Shaolin」は全く関係無いから、さっさと忘れてしまおう。
ショバ代も払えず、市場も潰され、路頭に迷った若い豆腐屋3兄弟が、一攫千金を目指して剣客へと大転身! 3人の母親が臨終の際に託したボロボロの指南書を元に、破れた部分を想像で補って超テキトーな武術を身に付ける。 これが意外にもイケてしまって、あるお嬢様を嫁ぎ先まで「貞操を保つ」護衛の仕事を授かる。 このお嬢様、美人な上に無類の男好き。 すれ違う男全て、フェロモンを振りまいて誘うのだ。 年頃の兄弟3人までをも誘惑するものだから、彼らは危険を感じる度、竹で自らの股間を突いて理性を保つ…! 宿屋の変なオッサンまで誘ってしまう彼女が、何故か行く先々で助太刀に現れる色男、孟飛さまにモーションをかけないワケがナイ! これには3人も大慌て、孟飛さまにも目を光らせねばならなくなってしまった。 ショッパナより地味ながら間の良いボケをかましまくる兄弟に一抹の不安を感じ始めた頃、金色に輝く剣を振りかざし登場する孟飛さまに、世紀のアホ映画の予感は確信に変わるだろう。 その先はもう、腹をくくって笑いに身を委ねていれば宜しい…!
メン・フェイin糊塗三俠客
男好きのお嬢様に扮するは楊惠珊、だらしない芝居は、丸で別人のようだ。 だが、それは本当の姿ではなかった。 彼女の嫁ぎ先は、碧華山荘の荘主。 9つの武術流派を命令に従わせる事が出来るという「九龍令」目当てに、父親が仕組んだ政略結婚だったのだ。 物扱いされるのは不本意であり、「九龍令」を持っているような人間は乱暴者に違いないとも思うものの、逆らう術も無く、アバズレを装い虚しい反抗をしていたのだ。 華山に着くと、それまで味方だと思っていた龍君兒がお嬢様に襲い掛かる。 彼女は「九龍令」目当てに荘主夫人の座を狙う荘主の妹弟子。 お嬢様はそれ迄のふにゃふにゃデレデレとは一転、武術の腕前も素晴らしく、山荘に着いてからは次男と入れ替わっての男装が凛々しい。 さて、荘主とは一体……?! な~んて勿体付けたら、却ってネタバレた??? (でも最初に「九龍令」言うとるが。)

メン・フェイin糊塗三俠客 見所 これはっ… 伝説の「バカ拳(龍發威)」を凌ぐアホ映画だ。 しかも台本が、当時の香港映画にしてはあり得ないほどしっかりしている。 「バカ拳」には必然性の判らない箇所や行き当たりばったり的な部分もあったが、これは比較するなら「少林サッカー」だ(それも大概か)。 何だこりゃ、ショックだよ。 音楽だけちゃんと作って、ハリウッド持って行きなよ! キャスティングはルックス面もキャラクター面も抜かりなく、まぁ、羅烈は「こんなんやらしてエエんかいな」なシーンもあるけれど、パーフェクトな布陣と言って良い。 3兄弟の芝居も間が良く、ギャグの定期攻撃にもダレる隙が無い。 中でも長男の大宝は仕草にもメリハリがあって判り易く、特に美男という訳でもないのに何故か目を惹き、見る者を飽きさせない存在だ。 世良政則をちょっと(かなり?)オトボケにした感じで、それなりの役を与えられれば可愛くも格好良くもなりそうだ… が、完璧にギャグ遣いに徹する職人魂には脱帽するしか無い。 しゃあしゃあと臨終の母も演じていて、これが又、何だか判らんがオモロイのだ。

言葉が理解出来なくても笑えるネタも多いが、カルチャーショックなのが、あまり再会したくない孟飛への別れ際の一言。
「再見… いや、不見!」
「サマーキャンプ・インフェルノ」のラスト「She is a boy!」を思い出させる衝撃の一文である! 練り込まれたネタもあれば、台詞自体はそうでもないのに動作で面白いという場面もありで、決して勢いで畳み掛けるチカラワザにはなっていない、正当派中の正当派コメディである。 笑いに厳しい大阪人として、全力でお勧めしたい。 勿論、孟飛スマイル満載も満載、大サービスなのは言う迄も無い。 本当に、何で輸入しなかったんだ、歴史が変わっとったかも知れんぞ!
この辺りの音楽なんて洋画の勝手に使っているだけだから記録するに値しないので、いつも無視するんだけど、この作品に関しては、音も非常に効果的に使われているので、特別に音楽と効果の担当を書いておいたっちゃ。

出品/樺樑有限公司 (中文版DVD 84分 / フランス版DVD 77分)

神拳霸腿追魂手/旅 1977 The Boxer's Adventure
Boxer Adventure
  • Die Killerkralle schlägt zu(ドイツ語)
  • 武術指導柯受良 導演徐天滎 副導演陳慶豐, 唐偉成 編劇張信義 監製吳玉雲 製片陳明明 策劃藍天虹 攝影盧金龍, 謝震業
  • 孟飛張鹿, 譚道良李大奎, 柯受良林天宮, 龍世家汪強喬山, 龍天翔魏成, 仇天嬌, 王俠董忠誠, 龍宣蔡都督, 王慶瑞, 蘇國樑阿福, 歐立保, 蘇祥虎豹山荘荘主, 張威林洪慶虎豹山荘の武術教練
  • 台湾七股山西南の麓冒頭の山, 眼鏡洞瀑布お嬢様の家の横, 十分瀑布振遠武館の近所, 汐止後站蘇厝賭博場, 石門寮柯受良が殺される山, 台北中影文化城

Meng Fei in Boxer's Adventure
ピンクでモテモテ❤
お話 何で「旅」とか「アドベンチャー」なんて大げさなタイトルが付いているのかと調べてみれば、時は1915年(民国4年)、辛亥革命の後の護国戦争のお話なのだな。 譚道良扮する李大奎が、護国軍創立のため北京を脱出し、雲南へ向かう蔡都督(※都督は中華民国に於ける各省の軍政長官)を護衛して、虎豹山荘を訪れた所から物語は始まる。 拳士じゃなくて蔡都督の旅じゃん… なんてツッコミはキリがないので、そこは勢いよくスルーしよう! 詳しい背景は、「蔡鍔」や「袁世凱」で調べてくれたまえ~~~♪ 雲南へ「帰る」という表現をしているのがヒントになるかと思う~ポクポクポクポク……

皇帝になろうと企む袁世凱の手下達から都督(龍宣)の道中を守る為に呼び出されたのは、地面にばらまいた豆の上で闘うワザを持つ張鹿(孟飛)、オカマと呼ばれると怒る喬山(龍世家)、賭け事が大好き林天宮(柯受良)。 主役が4人もいてややこしいので、俳優名で書くとしましょっかね。 ストーリーは詳しめに書くので、ネタバレが厭な人は途中までにして下さいな。

虎豹山荘から雲南に行くには瑤仙鎭という村を通らねばならないが、そこは袁世凱が買収した刺客達だらけという噂。 荘主の賀(蘇祥)は3人に、都督の護衛隊長である李大奎(譚道良)の指揮に従うようにと言うが、よそ者に指図されるのを拒否しようとする孟飛ちゃん。 譚道良と一戦交えるも負けを認め、一同、あっさりと旅路へ。 最初の宿で早速、全然可愛くないお嬢様のお色気攻撃にまんまとハマってデレデレの色男孟飛ちゃん、彼女を落とせるかどうかで柯受良と賭けをする。 宿を抜け出して逢い引きに出掛けるが、それは罠。 後を付けていた仲間達の加勢で敵を退治するも、誰の差し金かは聞き出せずじまい。 身分が知れて足取りが読まれていると気付き、変装して敵を探そうとする4人。 孟飛ちゃん、乞食に化けたら女にモテず、次は代わってくれ~なんて言っている所へ、山荘の仲間、阿福(蘇國樑)がやって来る。 武術教練の林洪慶(張威)の意見で経路を変更して遠回りし、明後日あたりに通都という村を通ることになったと言う。 その村で道場「振遠武館」を営む董忠誠(王俠)は荘主の義兄弟で、協力を頼めるからだ。

メン・フェイin神拳霸腿追魂手/旅 道場に着くと、弟子の魏成(龍天翔)が譚道良に襲い掛かるが、それは彼が本物かどうかか確かめるためであった。 「追魂手」として知られる魏成は、かなりの使い手である。 さてさて、館長のお嬢様、媚媚を取り合う孟飛ちゃんと龍世家、どちらが勝つか賭けようと言い出す柯受良。 結局は魏成と婚約してしまって、2人ともフラれる運命なのだが… 任務の途中でも遊んでばかりの仲良し3人組であった。 一方、譚隊長は道場にて作戦会議中。 通都村は山に囲まれており、雲南へ行くには必ず驚風林を通る事になるので、そこに仲間を配してガードすれば良いと言う魏成。

再び変装する4人であるが、又もや敵に見破られて襲われ、内部に密通者がいるに違いないと確信する。 いよいよ都督が到着する今夕、変装して待ち伏せしようと言う譚隊長に、昼間、お金持ち役で女達にもみくちゃにされるわ失恋するわで女はこりごりの孟飛ちゃん、やっぱり乞食に戻してくれと頼む。

驚風林(と思われる)は、やはり敵だらけであった。 難なく彼らを蹴散らした柯受良の前に魏成が現れ、襲い掛かる。 龍世家が駆け付け加勢するも、柯受良は覆面をした魏成に刺し殺されてしまった。 覆面男の手掛かりは、龍世家が付けた肩の傷… 同じ場所に怪我をして道場に戻った譚隊長は、一同に犯人扱いされ、逃げ出す。 道場の弟子達と共に譚隊長を廃屋へと追い詰めた孟飛ちゃん&龍世家、そこへ魏成が現れ、攻撃する。 館長は半年前に官職を餌に買収されており、弟子達も娘も、みんなグルだったのだ。 不意を突かれて斬り付けられた龍世家に、自分を独り残して死んだりするなと言う孟飛ちゃん。 裏切り者に勝てるか賭けようとも言う。 ギャンブル好きの柯受良を偲んでの事であった。 一緒に育った3人は、固い絆で結ばれているのだ… (涙)

孟飛in神拳霸腿追魂手/旅 そこへ現れた譚道良隊長。 実は柯受良が殺された直後に駆け付けて事情を知っており、龍世家と共に一芝居打ったのであった。 肩の傷は、真犯人をおびき出す為に自分で付けたもの。 魏成は倒したものの、龍世家は致命傷を負い、先に逝った友の名を口にしながら息絶える。 そんな彼に向かって孟飛ちゃん…
「オカマ野郎!そう呼ばれて放っとくのか?起きて俺を殴れ、殴れよ!」

道場に都督一行が到着し、賀荘主は義兄弟である筈の館長に刺されてしまう。 虎豹山荘の教練、林洪慶も寝返っており、もはや味方は1人もいない。 そこへ戻って来た孟飛ちゃんと譚隊長。 一同を蹴散らし、都督を救う。 賀荘主も一命を取り留め、袁世凱の脅威から脱した都督一行は、一路、雲南へと向かうのであった…

見所 長い中文タイトルの内訳は"追魂手"が本文にある通り魏成(龍天翔)、後は書かなくても"神拳"が孟飛さま、"霸腿"が譚師匠、という以外の解釈はしようが無い。 敵や孟飛ちゃんにまで、髪をかき上げる仕草を「オカマ」とからかわれる長身の龍世家、体操技が実に素晴らしい。 体操が上手いって事は、勿論アクションもイケてる。 武術指導の柯受良はアクションも猿ながら… じゃなくてさる事ながら、身軽でよく飛んでいる(じゃあ"猿"で合ってるか)。 派手な技が好きな人にも見応えがあると思う。 譚隊長の腰はいつ見ても文句の付けようが無く、よ~く伸びて頭が動かないし、孟飛ちゃん最初っから可愛いし! 神刀流星拳の髪型に似ているが、腕の立つ色男という役柄のせいか、明からさまにキュートである… 丸で私の注文を聞いていたかのように!(爆) 脚本は孟飛城イチオシ旋風方世玉と同じ張信義で、ストーリーや人物の関係が把握出来ていれば、かなり楽しめるのではと思う。
時代設定としては、古装武侠から軽い現代物へという流れの中での模索か、若干半端なイメージは否めない。 開き直ってオサゲもくっつけて貰えたら満点だった(ルックスの話かよ)。 やっぱり英語版より原語版の方が泣けるなぁ。 裏切り者の館長を演じている王俠は香港の人気歌手、王傑のお父さんらしい。

製作/台湾 出品・發行/泰吉影業公司 台湾公開 1977年11月30日

刀魂
刀之魂
東海・刀魂・神仙拳
東海刀魂無情劍
1977 The Clutch Of Power
  • 武術指導梁家仁,任世官 導演張翼鵬 原著&編劇古龍 監製葉振峰 出品人張仁道
  • 孟飛展翼, 陳星老伯方中誠, 魯平展天鵬南山一劍, 王冠雄寒星月刀魂, 古錚東海劍聖, 龍君兒花姑娘東海劍聖の娘, 梁家仁黑鬍子, 高飛花蝴蝶, 任世官, 李麗麗, 馬場, 張鵬程, 王若平, 陳寶亮, 高振彪, 阮麗雲, 洪化朗, 張宗貴
  • 台湾外澳海岸冒頭の海岸, 小油坑刀魂の最初の決闘場所, 東埔溫泉東海劍聖の家, 陳星の隠れ家(ライトと装飾で撮り分け), 阿里山-祝山東海劍聖vs刀魂, 姊妹潭(姊潭)東海劍聖の妻の花園, 台北中影文化城

孟飛メン・フェイin刀魂 最初にレビューを書いたのが原語版VHS、改めて英語版を見ると、細部が違う… 間違っていたのか、訳が違うのか。 まぁ、ぼちぼち確認しましょっかね。 原語版の情報をお持ちの方はタレコミぷり~ず♪ 私の好きな騎馬シーンの画像も幾つかあるのだが、いずれ孟飛城のどこかで使うであろう~。 もう少し詳しく書くかも知れないけれど、既に思い切りネタバレなので、古龍の詰め込みまくり&奇抜な展開にハラハラしたい方は、半分位でやめて下さい!(爆)

お話 元と組んで宋朝を転覆しようとする一味があった。 その陰謀の証拠となる密文が、愛国の士の手に渡る。 一味は密文を取り戻す為、無敵の殺し屋「刀魂」を雇おうとするが、「好きで人を斬るのに報酬は要らない」などと抜かすヒトデナシだ。 メッシュ髪の王冠雄演ずる刀魂が闘いを挑んだのは、陰謀摘発の会合の為に旅立とうとする展天鵬。 彼は刀魂に破れて命を落とすが、現れた黒幕が、駆け付けた娘や嫁までも殺してしまった。 刀魂は「何故、女まで殺したのか」となじる。 奥で寝ていた息子の翼(孟飛)だけが残り、復讐を誓った彼は、同時に国をも守る為、任世官を伴なって旅に出るのであった…!

「剣神」と呼ばれる老人を探し出して教えを請う事にした翼は、出会いと別れを繰り返しながらいつしか老人のもとへと辿り着く。剣士達がこぞって追い求める秘技の使い手である老人は、忍耐力を養う為に花を挿す訓練をするように、と翼に言いつける。そして、敵討ちにはやる若者を盲目の娘に託して果たし合いに出掛け、妻の死後は如何なる殺生をもしないとの誓いを貫き、伝説のワザを使わずして刀魂に破れる。刀魂は、密文を手に入れるや否や口封じの為自分を毒殺しようとした黒幕を片付け、老人の住みかへ向かった。その頃、老人の亡き妻が植えたという花園では、娘が翼に花挿しの練習をするように説得していた。突如現れた刀魂に追い詰められる翼… そこへ、娘が一輪の花を投げた。受け取り、咄嗟に刀魂の体に突き刺す… 幻の剣法とは、草花を武器として使うワザだったのだ! 瞬く間に人間剣山となった刀魂は「夢にまで見た幻の剣法を見て死ねるなら悔いは無い!」と密文を渡し、息を引き取った。密文を手に花園を後にする翼。「きっと帰って来てね、もっと剣法を教えてあげるから」 …そう、彼は一度も練習したことのない幻のワザで見事、勝っちゃったのである!

孟飛メン・フェイin刀魂 孟飛メン・フェイin刀魂 見所 王冠雄扮する「刀魂」は悪とも善とも言い難い、果たし合いに全てを賭ける剣客。 でもちょっと変な奴だ(画像入替に伴い、王冠雄は無くなりました…すまんのぉ)。 剣には卑怯とも思える仕掛けがあり、後半は手が金属に変化するターミネーター2野郎なのだ。 刀魂としては、いや、古龍としては自信満々のアイデアなのだろうが、お笑いブームの申し子達は、剣の仕掛けに爆笑するかも知れない。 ジャッキー映画でお馴染みの任世官は、先入観からいつか裏切るだろうと思って見ていると、あっさり殺されてしまうので気持ち悪いが、悪人キャラで売れる以前らしいから仕方がナイ。 それにしても野花に囲まれた孟飛ちゃんがカワイ過ぎて、、、花を振り回していても違和感が無い。 最後の方は鼻血出しちゃってるけど、いーからいーから、拭いてあげる♪ かなり鮮明ではあるがフィルムの傷が多く、映像としては問題無いものの、キャプチャするのは結構大変。 眉の描き具合もほどほどに、全体に渡って端正な美少年なので、孟飛鑑賞目的の人はゲッチュ~しましょう。 不自然な程の速回しも無く、相変わらずの動きの美しさが堪能出来るであろう~。 ストーリーの方は、古龍原作にしては結構…… いや、やっぱり怪獣映画だった。

補充 脚本&原作古龍「浣花洗劍錄」(原作とはかなり違うらしい)
ショウブラで製作された(あるの?)同じく古龍作品「流星蝴蝶劍」を改編したものとの情報もある。
住職が孟飛城開設以来、目にした事のあるVHSやDVDの中文タイトルは「刀魂」のみである。
「刀之魂」のポスターには「原名:東海・刀魂・無情劍」と書かれている。
「東海・刀魂・神仙拳」のポスターに於いて任世官の表記は「任細官」となっている(他もそうかも知れない)。
…てか、何でDVDの裏のディスク情報のところだけ日本語で書いてあるんだ???

御本人情報 洩れ聞きアワ~♪
直接ではございませんが、他の方へのコメントで拝見したところ、
「刀之魂」のポスターに採用されている対決シーンについて、「夜中の3時に、阿里山の山頂で撮影の準備をして日の出を待った」そうです。
確かに見事にご来光を捉えているが、剣神老人と刀魂と背景の空の色が明らかに違うのがいとおかし…

發行/協利電影有限公司(香港) 出品/金世紀電影(香港)公司 台湾公開 1977年12月30日(29日とのデータもあり) (90分20秒)

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