武當二十八寄の冒頭で主人公の父親が決闘をする変わった場所。
たまたま見た
月世界の写真にピンと来て意気揚々と検証に取り掛かった結果、「輪郭は似ているが高さが合わない」。
年月を経て、輪郭が同じなのに部分的に高くなる、というのは考えられない為、ボツ。
台湾には有名な所だけでも4つの
月世界があり、1箇所だけでも気が遠くなるのに、これはもうお蔵かと思われた。
似た写真を見付けては、撮影者の足跡を辿り地図を見ながら場所を推測し別な角度の写真を見付け… と繰り返すも、やはり少しずつ違う。
そもそも、季節のせいなのか、経年による変化なのか、草が増えていて天辺が見えなかったりするのだ。
輪郭はアテにならないという事で、意識も朦朧と、たまたま目に入った写真の1つとキャプ画の泥の筋模様を比べてみる…
なにっ、そっくりではないか!!!!!
ウトウトし始めていたというのに、シャキーンと目が覚めてしまった。
夢かと何度も確認するも、そっくり過ぎる。
これは、画像を重ねて検証せねば…
しかし、興奮で最後のエネルギーを使い切ってしまったのか、そこで寝落ち…
目覚めた時にはどの
月世界の写真だったかすら判らない。
あほち~ん♪
同じ写真は見付からなかったが、その後、筋模様の角度やピッチが一致する写真を見付けたのだった。
そうして特定した場所は何と、最初に有力視していた場所の向いではないか!!!!!
サザエさ~ん!
田寮月世界のバス停に一番近く、旅行者が一番に訪れると思われる
弦月觀景台の下の
玉池の西南側の写真は、結構あるのだ。
それが最初に「似ている」と思った場所だったのだが、その対岸、北東だったのだ。
判ってから見れば成る程~、なのじゃがな、ポクポクポクポク…
いやしかし、行き易い所で良かったよかった。
バスで行けるもんね。
さて、ロケ地特定より1年程であろうか…
一昨日、即ち2015年9月初頭、独り宴でこの作品を鑑賞をしていたのだが、
何と、城主が「大虚堂」へ向かう場面に於いて、ここを通っているではないか!!!!!
OMG、捜査中にスッ飛ばしてしまっていたらしい!
面白い場所なので行ってみたいけれど、城主カンケーナイからいっか… などと思っていたのだが、
すっかり酔いが醒めてしもうた住職である、罪過罪過、ポクポクポクポク……
冒頭のシーンに於いて「特定不能」としていた場所は、これで判明しそうである…
が、そっちは別に良いかの…
検証の為に縦長のまま繋げたが、左半分を基準にして合わせた為、右側は歪みが生じている(恐らく弧を描いている為、写真だと離れた場所は比率が変わっていると思う)。
全体の見比べにお役立て頂ければと思う。横にスクロールして御覧アレ♪
田寮月世界について
詳しい事は下のリンク先をご参照頂きたい、何しろただのロケ地刑事なので。
勿論、あだ名は「住職」!
- 所在地:高雄市田寮区崇徳里月球路36号
- Tel:+886-7-6366611(月世界泥岩地質生態解說中心 07-6367036)
- 説明中心(10:00-17:00)以外は特に時間や天候による制限など無し
- 最寄駅:高雄客運古亭線月世界(日月禪寺でも同じと思う)
- お食事どころ:田寮土雞城「泥火山雞」, 「泥火山鹽烤蝦」
行き方
「岡山」「台南」「高雄」からバス(上記参照)。
(「泥火山へは」というのは省略したので、参考サイトの日本語ページで御覧頂きたい。)
同じ高雄の
佛光山へ行くには、車なら30分程の距離なのに、公共の乗り物で移動となると半日掛かるとgoogle先生は宣うのだ。
阿里山からだと20時間だと。
どっひゃ~~~!
佛光山だけでも台北から2時間で行けるというのに?!
おまえ~~~それはナイだろう~~~
上のバス停の
旗山が
佛光山を通るバスとどこかで未知との遭遇しないか、いずれ調べてみたいと思う。
「未知との遭遇」の原題は Close Encounter と言う… そんなこたどーでもいい。
取り敢えず、ここの地図は暫く見とうないのじゃ。
高雄客運は全線ICカードが使えるぞよ。
参考資料
タレコミ寺