開山院

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▼上の映画サムネイルにマウスオーバーで画像と説明を表示、クリックで原寸表示するぞよ♪(ブラウザの「戻る」で戻って来てちょ)▲

西國三十三觀音靈場紀念碑
The Guy With Secret Kung Fu shooting location

▼映像があったとはビックリだよっ!キャプって印を付けたので、場所を参照して下さいな。▲

  • 「覚園」前@The Guy With Secret Kung Fu
  • 「覚園」前@The Guy With Secret Kung Fu
この一帯は、建物だけでなく、石碑や石垣など日本統治時代の建造物が多く遺っており、台湾の人達が、これら日治時代の遺物を破壊や排斥したりする事も無く、遺産や環境の一部として受け入れ、大事にしてくれている事は、有り難い限りである。
この台北西国三十三所霊場は、かつて日本の曹洞宗が石観音33体を配置して作った巡礼ロードらしいのだが、現在遺っているのは二十余り。
台座と石像が合わないものもあり(そうなっていても判らないだろう)、地元の管理団体も行方は把握していない様だ。
方世玉が登っている(登っていいのか)西國三十三所靈場建設紀念碑は「番外」としてカウントされ、幾つ見付けられるか、オリエンテーリング的な楽しみをする人も多い様だ。

少林ブラザースでは武當山のアジトの外として描かれており、叔父も洪熙官もここで必殺技を食らってしまう。
住職は海會寺もここも、佛光山近くにあるものと思い込んでいた。
帰国後、石碑の文字を頼りに調べてみると、何と、台北郊外ではないか。
海會寺の発見前であったが、アジト1つに2箇所も使っているというだけで意外に感じたのだ(そうしておく事で、ロケに連れて行くキャストが少なくて済むという智恵だろう)。

石碑の場所はすぐに判ったものの、検証は困難を極めた。
何故なら、これがある開山院は、門に施錠がされた私有地なのだ。
歴史・美術的価値のある建物として観光案内などには掲載されているものの、行っても入れない!
過去に撮られたのか、役所だからO.K.なのか、正面からの写真は幾つかあるのだが、我々が欲しいのは庭なんだっ!(爆)

見付かる写真は、登山客が身を乗り出して撮った限られた角度からのものが殆どで、しかも彼らの興味の対象は石碑や仏像であり、写り込んでいる木などから位置を推測するしか無いのだ。
しかし、偉大なるは植物!
1枚1枚の葉は散っても、枝っぷりは変わらない(茂りっぷりも大体同じである)。
木のみならず、小さな茂みなどでも、季節毎に茂ったり咲いたりする場所は変わらないのだ。
ここに気付いてしまった住職の苦行は、この開山院から始まった…
掻き集めた情報の断片を照らし合わせ、ラストの門以外は確認する事が出来たものの… 問題は、どうやって説明するかである。

…な~んて言っていたらアナタ、動画があったじゃあア~リマセンか!!!!!
サムネイル内の画像は、この動画をキャプチャして加工したものである。
貴重な資料に深く感謝!
撮影は壁の外からであるが、脚立などを使ったのかどうかは不明。
恐らく、みんなが撮りたいのは建物の正面や仏像なので「身を乗り出すしか無い」と表現されているが、この程度なら普通に見えるのかも知れない。

尚、普段は入れない開山院であるが、誰かいれば入れて貰える事もある様なので、運が良ければ全貌が見られるかも知れない。
そういう下心を持って訪れる場合は、「たまたま」を装ってでも何かしらワイロを持って行って欲しいと住職は思う。
てか、誰かツテがあったら紹介して下さい!(懇)

行き方及び周辺地図は五股觀音山目次を御覧アレ♪

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